目的もなく放浪している神父。
決して老いない呪いのようなものがかけられている為、実際の年齢はクレイドよりもはるかに上。
ただその呪いが何なのか、何故かけられたのかが本人にもわからない為解く方法を探す事は何年も前に放棄済み。それからは神父の力を使って『魔族狩り』をしながら旅をしている。
旅中のクレイドとミネルバと知り合い、その時に珍しく彼女が見せた意外な気強さに惚れ込み、それから２人の許可なしに付きまとっている。
２人に会う前までは女に手が早かった彼だが、彼女に惚れてからは健気に一途にアプローチを繰り返しているが、中々報われない。

人に危害を加える者、と認識した魔族は容赦なしに殺す。
魔族であるクレイドとそれなりに親しくしている理由は『無害っぽいから』だと言っていたが、本当は勝つ自信すら無く、『死にたくないから』らしい。

魔族を嫌っている理由は、過去に心から愛していた女性を奪われたから、だという。
その女性とはクレイドの母で、彼女を奪った魔族とはクレイドの父。