地上の国レイグラント王国の王女で予言を受けて生まれ、聖女として生を受けた。
精霊族と白翼族のハーフで、母譲りの美しさと純白の翼を持っている。両親はすでに他界。
美姫と呼ばれており、その美しさと優しさの為か他国からの求婚が絶えた事はない。
だが、それを妬んでいる義母と連れ子の妹に酷い仕打ちを受けており、その事実に気づいたヴィルトに助けられ、紫宮で暮らすようになった。（後に母国は衰退）
翼は自由に現す事ができるため、普段は消していて見せる事はない。だが今の翼は生まれた時からのものではなく、以前の翼は義母の罠によって引き裂かれてしまっている。
そのせいか、翼を現す事に強い恐怖心を抱いていて、飛ぶことはおろか羽ばたく事すらできなかった。けれど現在は彼の支えもあってその恐怖心を克服しつつあるらしい。

レイグラントは皇龍を守護龍として祀っており、ピュアはその神殿で舞姫をしていた。
その時に出逢った名も知らない青年が彼女の初恋相手で実はその相手は久遠である。

性格は誰かの誕生日の時「その日だけ恋人になって」という頼みもOKしてしまう程、優しすぎるお人よしな性格。
その為、恋人であるヴィルトは気が気ではない様子。